食育に関する最近のニュース&話題(4)

食育の話題の中で、気になった最近のニュースをご紹介します。

 

アレルギーがある子どもも無い子どもも同じ給食を!

今、大阪府のとある保育園が園児に提供している給食が注目されています。

 

食べ物アレルギーのある園児達の給食というのは、誤食などがあるととても危険です。

 

そのため、一般的には個別除去食という対応が行われるのですが、アレルギー食材を与えてしまう可能性もあるとされています。

 

そこで、この保育園では、主なアレルギーの原因物質となる卵や乳製品、小麦などを使用していないというのです。

 

初めからそのような食材を使用しなければ、子ども達も安心して給食を楽しむ事が出来るという考えから、約3年前に取り組みはじめたとのこと。

 

アレルギー食材を使用しないこの給食は「なかよし給食」と呼ばれており、全園児が同じ給食を食べています。

 

例えば、ハンバーグは通常、つなぎに卵とパン粉などを使用しますが、なかよし給食のハンバーグでは、じゃがいものすりおろしたものと木綿豆腐がつなぎに使用されています。

 

また、別の日には、地元のレンコンのすりおろしがつなぎとして使用されるなど、様々な工夫がなされているのです。

 

小麦粉の代わりに米粉を使用し、牛乳の代わりに豆乳が使用され、マヨネーズは植物性の素材を使用したものにするなど、徹底されています。

 

「ぼくもみんなと同じ給食が食べたい」という園児の一言から、栄養士に相談し、1年間の試行錯誤の末、今の形になったとのことです。

 

また、アレルギー食材を使用しない分、様々な食材を摂取することが出来て、メリットがたくさんあるそうです。

 

今では、この保育園のメニューを取り上げたレシピ本なども好評となっているそうです。

 

ぼくもみんなと同じ給食が食べたい

まず、アレルギーを持つ園児からの一言を、「仕方ないでしょう」と気に留めずに放っておくのではなく、しっかり受け止め対応されていることが素晴らしいと感じました。

 

その対応を行うのは、保護者側としては当たり前だと感じるかもしれませんが、たくさんの子ども達が居る中で、全員の要望に対応することはとても難しいことです。

 

一人の意見を大切にし、改善しようとチャレンジされたことに、本当に子ども達のことを考えている保育園があるんだなあと、嬉しい気持ちになりました。

 

また、ハンバーグのつなぎに地元のレンコンが使用されているとのことで、子ども達が地元の食材に親しんで成長していくことはとても喜ばしいことだと感じました。

 

「みんなが同じ給食を食べる」ということが、もっと当たり前の事として広まっていけばいいなと思います。